マルチーズは真っ白で子犬のときもふわふわでとても可愛らしいです。
ペットショップで見かけたことはありますか?
- ペットショップで売れ残りの子犬が気になる人!
- 生体販売のことが知りたい人!
- マルチーズの被毛ケア方法が知りたい!
売れ残って成長していく子犬はどうなるのか気になりますよね。
ショップで成長した犬はどうなるの?
ペルルは繁殖犬になったよ!
ペットショップで売れ残ったマルチーズが殺処分されるという噂がありますが、実際はどうなのでしょうか?
実際、ペットショップで売れ残りの子犬を殺処分するということは無いようです。
日本では、残念ながら子犬の可愛い時期に飼いたいという人が多いため、生後10か月くらいでほぼ見た目は成犬サイズに。
成長した犬は売れにくい現状があります。
なのに、成長しても中身は子犬のまま。
それでも売れないのは悲しい事実です。
殺処分ではないなら、成長して売れなかった犬はどうなるのかを調べてみました。
ペットショップで売れ残りマルチーズの運命とは?
ペットショップで売られているマルチーズの子犬は、当然ながら日々すくすくと成長します。
成長はよいことなのですが、大きくなると買い手がつかず、売れ残ってしまうんですよね。
そんな買い手がつかない子犬がある日居なくなってることはないでしょうか?
子犬たちはどこへいってしまったのでしょう?
もしかして、殺処分されて廃棄なんてことは…
赤ちゃんみんな幸せでいて欲しいワン!
安心してください!
現在は、殺処分で廃棄はほぼ無いとのことです。
それでは居なくなった子犬はどうなったのでしょうか?
ペットショップは殺処分をしない!
ペットショップもビジネスとはいえ、売れないからといって在庫になった犬を廃棄で殺処分…
なんてところは少ないです。
中には悪徳業者で残酷なところもあるかもしれませんが、基本的にはなんとか飼い主さんを見つける努力をするお店がほとんど。
保健所は生体販売業者の持ち込みを拒否できるため、保健所での殺処分はほとんどありません。
とりあえず一安心
保健所も殺処分ゼロを目指すところが増えました。
子犬はまだまだ赤ちゃんなので負担は大きいですが、大きなショップでは支店に移動させたり、最終的には数万円でも提供するように努力します。
それでも売れ残った場合、店員が引き取ることもありますよ。
スタッフ間で引き取り手を探す努力もしているんだとか。
悪質な販売業者は存在するので、絶対に殺処分がないとは言えません.
ですが、基本的にはペットショップは殺処分を避けています。
悪質な引き取り屋の存在
2012年の動物愛護法改正により、自治体による売れ残った子犬の引き取りができなくなりました。
法改正は動物の命を守るためだったのですが、その結果、「引き取り屋」と呼ばれる業者が出現したのです。
「数千~数万円で引き取ります」
という名目で安く動物を引き取り、実際には劣悪な環境で虐待死または大量遺棄することが相次ぎました。
大きな社会問題となっています。
栃木県では、元ペットショップ店員が犬の死骸を不法投棄したとして逮捕されました。
栃木県内の河川敷や山林に70匹超の犬の死骸を投棄するなどしたとして、元ペットショップ店員の男が栃木県警に逮捕された。知人の依頼で犬を引き取り、見返りに多額の現金を受け取っていた。
引用元:産経ニュース
ひどいニュースに心が痛みます。
信じられない…
また、血統書付きの人気犬種だと繁殖させて、子犬が転売されることもあります。
仮に親犬に大きな疾患があっても、子犬は元気で生まれることも多いため、母犬が死ぬまで繁殖は続けられてしまう…
恐ろしいところでは、殺処分代行もあったんだとか!
里親を探すのが面倒や、飼育費用がかかるため、安価で引き取り屋に渡す悪質なペットショップもあります。
しかし、基本的にはボランティア団体がペットショップを監視しているので、安心してください。
成長後のマルチーズ子犬たちはどこへ行く?
ペットショップでは、需要が多い子犬の販売が中心です。
売れ残った子犬は殺処分はされないなら、どこに行くのでしょうか?
基本的にはなんとか売り切りを目指し、それでも売れ残ってしまった犬たちは譲渡会や繁殖犬としての道へ行きます。
犬の成長は早く、生後約10カ月でほぼ見た目は成犬に。
子犬は生後120日後から販売可能なので、子犬が売れる期間はわずか3~5カ月程度です。
かなり短い期間に売ってしまわないと、成犬になり在庫として売れ残りになる可能性が高い。
どのような経緯を経て、売れ残りの子犬は次の道へ進むのでしょうか?
マルチーズ子犬の成長推移も読んでみる!
売れ残りの子犬は里親譲渡会へ
ペットショップもビジネスであり、できる限り子犬が売れるように最大限の努力をします。
もちろん、繁殖や飼育には経費がかかっているので、少しでも回収したいのが本音かもしれません。
値下げや店舗移動などで販路を探し続けますが、それでも売れ残るのは仕方ありません。
子犬はたくさん居るからね…
そんな場合、ペットショップでは里親譲渡会を開催し、新しい飼い主を探します。
ボランティア団体に協力してもらうこともあるでしょう。
また、店員が引き取ったり、お店で看板犬として飼育を続けることもありますが、当然ながら数に限りがありますよね。
通常、表向きは殺処分は行わず、なんとか飼い主を見つけようと努力すると考えていいでしょう。
里親譲渡会を開催しているペットショップは、優良店舗の条件に入れていいと思います。
繁殖犬になる
ブリーダーから入荷した血統書付きの子犬が売れ残った場合、ブリーダーに返却されることがあります。
返却された犬は繁殖犬としてブリーダーの元でお仕事犬となるわけです。
動物愛護法で、繁殖犬は出産できる年齢と回数が厳しく制限されているので、産み続けさせられることはありません。
優良なブリーダーさんであれば、無理な繁殖を避け、繁殖卒業後もよい環境で終生飼育を行うため安心ですね。
返品された子犬を引き取ってくれるブリーダーさんは、愛あるブリーダーだと信じましょう。
繁殖犬に対して、個人的には思うところが多いですが、殺処分よりはいいのかもしれません。
繁殖犬もつらいかもしれない…
ペルルは今幸せだワン!
まとめ
マルチーズの子犬がペットショップで売れ残るとどうなるのか、そして殺処分されるかの噂について調べてみました。
- 売れ残り子犬は殺処分にならない
- 支店移動や値下げで売りきる
- 売れ残りは里親譲渡会を開く
- 繁殖犬としての道を歩む
- 悪質な引き取り屋も存在する
現在、ペットショップは売れ残った犬を殺処分することはほとんどなく、里親譲渡会やスタッフの引き取りなどで新しい飼い主を探す努力をしています。
ママは生体販売業に反対!
みんな幸せになってほしいワン!
昔は殺処分で廃棄ということも実際に会ったと言われていますが、現在はショップ側でもなんとか行先を見つけるようになっているとのこと。
先進国の中で、動物福祉ではかなり遅れをとっているのが日本です。
引き取り屋なんてもっての他で、悪質業者をしっかり見張り命を軽んじることをやめていただきたい。
生体販売業者が率先してペット業界全体が動物福祉に配慮し、全ての犬が幸せに暮らせるような環境が整った国になるといいですね。
ペルルと同じ保護犬が少しでも減ることを、心から願います。
今日も、わんこライフを楽しんでください!