マルチーズを丸刈りにしたら震える理由と効果的な毛玉対策カットを紹介！

夏でも冬でも愛犬の毛玉のケアが大変…

でも、マルチーズを丸刈りにするとちょっと寒そうかも…

そんなやっちまった失敗経験はありませんか？

マルチーズの被毛は体温調節の役目があります。

ですから、急に丸刈りにすると寒さを感じやすくなってワンちゃんもつらいんですよ。

とはいえ、毎日のブラッシングが大変で、毛玉のケアのために短くしたい気持ちもわかります。

短く切っちゃってマルチーズが震えているならば、寒さ対策にワンちゃん用の冬服や重ね着をしてあげてくださいね。

マルチーズを丸刈りにすると震えてしまう理由と、毛玉ケアと寒さ対策を両立できるカット方法を調べてみました。

丸刈りしてしまう前に、ぜひ一度読んでみてください！

マルチーズを丸刈りにすると震えるのはなぜ？

実は、真冬にマルチーズを丸刈りにしてしまうと、寒さを感じるみたいです。

震えて動かなくなってしまったことはありませんか？

実は、マルチーズは寒さにとても弱い犬種。

しかし、マルチーズの被毛は細くて繊細で絡まりやすいため、飼い主さんとしては短くしたい気持ちも理解できます。

ケアを怠り、毛玉を放置すると皮膚病の原因にもなりますからね。

忙しい飼い主さんとしては、悩みどころ。

まずは、マルチーズを丸刈りにしてしまうと震えてしまう理由を説明します。

マルチーズに寒さは大敵！

犬には毛が下毛と上毛が生えるダブルコートと、上毛だけのシングルコートの犬種がいます。

ダブルコートの犬種は季節ごとに換毛期がありますが、マルチーズはシングルコートで換毛期がありません。

マルチーズは地中海沿岸の暖かい国、イタリアのマルタ島が原産です。

そのため、激しい寒暖のある日本では寒さに弱いとされています。

日本の冬は特に厳しい寒さです。

寒さが苦手なマルチーズの被毛を丸刈りにすると、唯一の被毛を失い裸の状態に。

とっても寒そうですよね。

カットしてしまった場合は、寒さやデリケートな皮膚を守るために、服を着せて暖かくしてあげてくださいね。

犬は寒くなると、体を丸めてうずくまり動かなくなります。

• 免疫力が低下
• 水分補給が減り泌尿器系の疾患のリスクが増える
• 咳や呼吸器系の疾患の原因になる

動かない状態が長続きすると、上記のような不調がでやすくなることも！

寒さは犬の健康にも悪影響を与えます。

被毛が短くても、ワンちゃんがしっかり動いて、快適に過ごせる環境を整えてあげましょう。

毛玉ケアはカットがおすすめ！

マルチーズの被毛は絹糸のように細くて絡まりやすく、特に冬は乾燥しやすく静電気が起きやすい。

絡まりやすい毛質は、少しブラッシングを怠ると、すぐに毛玉ができてしまいます。

マルチーズのブラッシングについて読んでみる！

毛玉は一度できると解くのが大変！

無理に解こうとすると皮膚を傷つけることもあり、ブラッシングが嫌いな子はさらに嫌いになってしまうことも…

毛玉を放置すると、毛の根元の通気性が悪くなり、ノミやダニの巣になったり皮膚病の原因になります。

時間をかけてブラッシングスプレーなどを使い、少しずつほぐしてください。

しかし、大きな毛玉ができたらカットしてリセットするのが早いのも現実。

毛玉がひどい場合は、ハサミやバリカンで少しずつ毛玉を切り取り、丸刈りにするのがワンちゃんのためかもしれません。

被毛が伸びるまでの半年間は、室内の温度調整や洋服で体温を調整してあげてくださいね。

毛玉料金は高い！

言わずもがなではありますが、マルチーズはできるだけ毎日ブラッシングをして、毛玉ができないようにしてあげるのがベストです。

とはいえ、忙しい飼い主さんにとっては大変なことですよね。

気が付いたら愛犬が毛玉だらけになっていたということもあるでしょう。

そうなってしまったら、トリミングサロンか獣医さんに相談しかありません。

ですが、基本的にどこのサロンも、毛玉を取って全身カットにすると追加料金がかなりかかります。

時間がかかるので、愛犬への負担も計り知れません。

ですから、ここまで毛玉が出来てしまった場合は、思い切って短くカットしてリセットする方がおすすめなんです。

マルチーズは毛が伸びるスピードも速い方で、1カ月で1cm近く伸びます。

どうしても冬頃に丸刈りになってしまった場合は、暖かい服を着せてすごせば、春が終わるころにはフワフワスタイルに戻ってますよ！

服を着せると、首回りや足の付け根などに毛玉ができやすくなるので、着せっぱなしにせず、短くてもこまめにブラッシングしてあげてくださいね。

マルチーズの毛玉ケアと寒さ対策カットを紹介！

毎日のお手入れが大変なこともありますが、寒がりなマルチーズを短くカットしてしまうと体調が心配。

毛玉ケアがしやすくて、寒さにも対応できるカットスタイルを見つけたいものです。

短めのカットとお洋服を組み合わせることで、毛玉ケアと寒さ対策を両立できるかもしれません。

続いて、おすすめのカットスタイルをご紹介していきましょう！

1. サマーカット

全身を短くスッキリとカットするサマーカット。

元気な印象になりますが、マルチーズの皮膚は薄いピンク色のため、あまり短くしすぎると皮膚が見えちゃいます。

マルチーズは皮膚が薄くデリケート。

夏は紫外線の影響で傷つきやすく熱中症の危険があります。

冬は寒さに絶えれずずっと震えてるのもかわいそうですよね。

最低でも1mm以上は残すようにすると良いでしょう。

これでも十分に毛玉ケアが楽になるはずです。

2. エレガントカット

エレガントカットは、体はサマーカットにしつつ、お耳を長めに残し、顔を丸くカットするスタイルです。

女の子におすすめのガーリーなかわいい系スタイルですよ。

脇の下や足の付け根、耳後ろなど、絡まりやすい部分の毛玉ケアが必要ですが、足だけを少し長めに残すことも多いです。

立ち耳カットもカワイイ！

寒さ対策には胸やお腹の毛を残す

飼い主さんそれぞれ、ライフスタイルはありますよね。

毎日のブラッシングや毛玉ケアが難しい場合は、思い切ってサマーカット程度に短くするのも一つの方法です。

何年の放置されていたり、よほどひどい毛玉状態でないかぎり、マルチーズの丸刈りは避けた方がいいでしょう。

マルチーズは皮膚が薄くデリケートですから、日常生活に問題が起こることにも注意したいです。

サマーカットの場合でも、胸やお腹の毛はやや長めに残して内臓を冷やさないようにすると良いです。

暖かいニットやダウンなどの冬服を着せて、室内の温度も適切に保ち、寒さから守ってあげましょう。

まとめ

マルチーズの毛玉ケアと寒さ対策に適したカットスタイルについてお話しました。

いかがでしたでしょうか？

シングルコートで皮膚が薄いマルチーズは、体温調整が苦手な犬種です。

もともと地中海沿岸のイタリア生まれの犬ですからね。

寒がりで暑さにも弱いマルチーズには、日本の気候は厳しいかもしれません。

そして、絹糸のような被毛は絡まりやすく、皮膚がデリケートで弱いのも特徴。

毎日ブラッシングの時間が取れない場合は、体を短くカットするのも一つです。

寒さに震えて元気がないようでしたら、お洋服とエアコンや暖房器具で暖かくしてあげてください。

今日も、わんこライフを楽しんでください！